さて、今回はnine inch nailsの「Ghosts I-IV」。
無料ダウンロードで先にリリースして、後にアルバムとして2枚組になった「Ghosts I-IV」。
オールインストで、ヘヴィでもなんでもありません。
ただ、趣味で作った音楽をパッケージにして売ってみた・・・的な印象を受けるアルバムです。
曲のタイトルも、「Ghosts I」~「Ghosts IV」、とたくさん入っているのに全て「Ghosts 番号」という記号的な意味が強い。ぶっちゃけ、最初は「こりゃね~だろ、トレント教授!」なんて思ったりして引き出しの奥深くにしまいこんでいたのだが、最近、俺の中ではエレクトロニカブーム。久しぶりに引っ張り出してきてちゃんと聞いてみると・・・「エレクトロニカの要素も薄いな、これ!」という再認識。
全体を通して、ピアノの旋律がすごく目立ちます。
その音数も決して多くなく、一音一音がすごく澄み切っていてストレートに耳に響いてくる。
これを2枚組にして、発売してしまうあたり・・・趣味だろうが実験だろうが、かなりの高クオリティを感じさせます。まあね、そもそも、自宅でこれ位の曲がさらっと出来ちゃうあたりが世界のトレント・レズナー。
音楽が生活の一部になっていて、その生活を切り抜いてアルバムにまとめてみました、といわんばかりの作品なんだなあ、と。売れる売れないはもはや、視野に入っていないのか、プロモーションも全くしていなくて、突然の無料ダウンロードだもんね。
天才の考えている事は計り知れない・・・。
好みは分かれるし、ずっと聞いてて楽しいアルバムでもないけど、音楽の情操教育のためには聞いて損のないアルバムかと!
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