さて、Nine Inch Nailsの「The Downward Spiral」。
もう、俺の中ではNine Inch Nails一番の名盤である。初めて聴いたのは高校生1・2年の時分だったか・・・。その頃はXに傾倒していて、「ちょっとパンクでも聴いてみようかな~」とかいって黒夢に手を伸ばしちゃうような世間知らずの坊ちゃん・・・。
Nine Inch Nails・・・という変わった名前とジャケに惹かれてプラリと買ってみた時は、「寝る時に聴ける曲だったら良いな~」位のライトな期待だったと思う。
知っている方は「おいおい、これで寝れるかよ!!」的な感じでしょう(笑)。
そう、もうね、ズギャー・ギュイーン・ダカダカダカダ!!ギョエー!!ですよ。機械で処理されまくった音の粒が、工場の騒々しさを連想させるノイズの塊となって襲ってくる。こんなんじゃ寝れねぇ!!・・・といいつつも、その頃の自分の引き出しにない「インダストリアル」という分野に釘付けになっていったわけです。
俺の中ではNine Inch Nailsは超理系・・・な感じ。
メタル畑のそれとは違い、本当の意味でメカニカルかつ精密な・・・。そう、Nine Inch Nailsのトレント・レズナーはアーティストというより、「工場長」な感じがするのである(実際は「教授」というあだ名が付いているらしいが)。
攻撃的な楽曲の方にそれは強く現れている気がするね。
「The Downward Spiral」だと、mr sele destructやmarch of the pigsだったり。
そして、 Nine Inch Nailsはアルバムを出すごとに、サブタイトル(?)として楽曲数を「halo eight」という風に記載する。これも「おはよう、全8曲の諸君」みたいな感じで、工場で生産されたのを想像してしまう。さらには、Nine Inch Nailsは恐ろしくリミックス盤が多い。それは外部アーティストによるリミックスだったり、セルフリミックスだったり。ここらへん、改造好きなマッドな工場長・・・といったところか。
「The Downward Spiral」のリミックスなんて、元を聴いていなければ、そちらがオリジナルだと思っちゃうくらいだぜ。
・・・という感じで、こちとら、高校生からずっとNine Inch Nailsの新譜は買い続けているのだが、18の頃くらいに来日ライブがあって、喜び勇んでTATSUYA氏を誘って行こうとしたのだが、即効断られ・・・。
ガキが一人でダッフルコート着て、会場でもみくちゃにされて帰った記憶がNine Inch Nails一番の思い出です・・。
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