さて、今回はKorn 「Untitled」。
言わずもがな、ラウドミュージックシーンの始祖である。
ここ最近のKornは、ギターの脱退やドラムの活動休止など、なかなか色々な事態に見舞われているようで心中穏やかではないのだろうが、そこに来てテリー・ボジオをサポートドラムに携えて新作をリリース、というのは始祖としての根性が伺える。
アルバムを聴いてみると・・・うむ、ボジオっぽい。
ドラムの質感・プレイ・間の取り方など全てにおいて今までとは違う。Korn好きにとって、この変化がありと捉えるか、なしと切り捨てるかは正直微妙なところでしょう。俺的には、ボーカルとギターさえ変わらなければある程度は寛容に聴き入れる事が出来ます。
楽曲のクオリティは、さすがの一言。せっかくテリー・ボジオなんだし、ボジオ節を炸裂させてみようか~・・・なんて遊びも垣間見れたり、今までのアルバムとは別の意味で楽しめる感じ。ただ、ファーストやセカンドで見られるあのドロッとした質感や陰鬱さはナリを潜めているため、もの足りないと感じる事もありますな。
元々Kornはラウド畑といいつつも、個々の音楽趣向やプレイスタイルはジャズだったり、プログレだったりするみたいね。アルバムとかでもピンクフロイドのカバーをやってたりするし、ちらちらっと、意外性が見えたりしてそこがまた惹かれる。
ジョナサン・デイビスは昔と比べてやや(?)中年太りの傾向が顕著に現れているようだが、それでもあの独特の声は健在だし、ギターの音も、Kornにしか出せない独特の音色。打楽器のようなベースは相変わらず打楽器(笑)。Kornはどんな音楽やっててもKornなのだな、というのが実感させられます。
ちなみに、MTVunpluggedという、Kornがアコースティックバージョンで持ち曲を披露するアルバムもあるのだが、これがKornの作品の中で一番テンションが上がった。「Got the Life」のアコースティックバージョンなんて、電気楽器使っていないのにありえない音の太さ。んでもって、ラテンのリズムが随所に見えたりして、もうテンションが上がりっぱなしです。
興味を持った方は是非、聴いてみておくれ!
もうみんな、持ってるだろうけどね!!!
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