『都会の凶器(狂気)』
先日渋谷をぷらぷら歩いていたときの話。
ある交差点で横断歩道を渡っていたら、バスがタイミング悪く通過しようとして前がつまってしまったらしく、横断歩道の上にまたがるようにして止まっていた。
「邪魔だなー」
と思いつつも、まあ都会によくある風景だなと思いながら通り過ぎようとした。
そのとき
バゴン!!
と鈍い音がした。
何かと思ってみると、バスの横っ腹に思いっきり”ケリ”を入れているやつがいた。
それも3発ほど。
さらにバスの後ろに回りこんで、バンパーにストンピングを、これまた3発!!
そいつのルックスは、髪型がわかめのような天然パーマ(ワカメちゃんじゃないよ)、
メガネに黒いブーツといういでたち。
一見オタク風。
俺の見たところ、あのブーツは安全靴だと思われる。
間違いなくつま先に鉄板が入っているはずだ!
バスは結構凹んだに違いない。
そいつはそれで満足したらしく、足早にその場を去っていった。
後に残された人たち(俺も含む)は狐につままれたような状態。
何が起こったのかよくわからない。
ひとつだけ確かなことは、バスに乗っていた人たちが一番びっくりしていたということだ。
俺の感想はというと「そんなに怒んなくたっていいじゃない」だな。
そんなに怒ってばっかりだと、持ちませんよと。
(なんだこのシメは)
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