「少林寺36房」という映画をご存知だろうか。
この映画、1977年の作品でかなり古いものなんだけど、小さい頃に何度かテレビで見たのをものすごくよく覚えていて、すごく見たいなーと思っていたんだけど、なぜかビデオ化もDVD化もされていなかったようで、いろいろ探しても見つけることができなかった。
最近になって、この「少林寺36房」の主演俳優であるリュー・チャーフィが「キルビル」に出演したこともあって、話題になったらしくDVD化されたという情報をキャッチ!喜び勇んでTSUTAYAに行き借りてきた。
この映画、ストーリーはいたって普通。
「圧政に苦しみ家族や友人を殺された主人公が、少林寺で修行をして復讐をする」というもので、タイトルに「少林寺」が入る映画の中ではド定番中の定番。
普通カンフー映画のみどころって、ものすごいスピードで展開する対決シーンとかだけど、この映画に限っては修行のシーンが一番長くて、一番破壊力がある。
すべての修行が35個の房に分かれていて、
○無数に並べられたサンドバッグすべてにひたすら頭突きをくらわす房
みんなおでこが真っ赤、そしてフラフラである。
○脇に剣をつけて、両腕に水がいっぱいに入ったバケツを水平に持ち、腕が下がるとわき腹に剣が刺さってしまう房
うまいことやればサボれそうだが、みんなまじめにやっている
○顔の左右に火のついたぶっとい線香をおき、目の前で左右にゆれるろうそくを目だけで追う房
顔が動くと線香にあたって大変熱い、これで動態視力を鍛えるらしい
この辺の修行のシーンが、初めて見た時(当時小学生)の俺にはパンチがありすぎだった。
なんというスパルタ!
なんという体育会系!
やはり強くなるためには、これぐらいの無茶をしなければいけないのだなぁと思ったものだ。
日本語吹き替え版の主人公の声が、池田秀一(ガンダムのシャアの声の人)で、坊主なのに、声だけやたらと精悍でかっこよかったのもよく覚えている。
そして今改めて見ると、突っ込みどころが満載です。
お坊さんなのに、クーデターを企てて、将軍を殺すなんて・・・。
殺生はいけないんじゃーねーの?
いやいや、いかんのだ・・・。
この映画は頭を空っぽにして見なければ・・・。
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